床屋 月曜日 休み 理由

床屋 月曜日 休み 理由

お客様

イッチー

どうも、こんばんは。
意外と美容室が休みの日に限ってカット行きたくなったりしますよね笑、イッチーです。

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さて、今回は理美容業界のお休みについてのお話です。

目次

  • 1 関西は月曜定休、関東は火曜定休が多い。
    • 1.1 土日など忙しい休日の翌日だから
    • 1.2 戦後の「休電日」の影響
    • 1.3 組合で統一するよう定められている
  • 2 組合員でないなら合わせる必要はないが、、、
    • 2.1 定着しているイメージ
    • 2.2 セミナーなど理美容業界のイベント
    • 2.3 個人的には平日休みで嬉しい

関西は月曜定休、関東は火曜定休が多い。

全国的に多くの美容室・理容室は月曜日が定休日に設定されていて、関東の美容室・理容室は火曜日が定休日に設定されていることが多いようです。

なぜか。

その背景には大きく3つの理由があります。

当たり前に定着している中で理由はイマイチ知られていない、そんな疑問の解説を1つずつ解説していきますね。

土日など忙しい休日の翌日だから

サービス業である故に、多くの理美容室が繁忙日は土曜・日曜・祝日などの休日になります。

その忙しい日を越えた平日初日である月曜日(多くの人が働いている日)を休日に設定している説です。

とても理にかなっている設定理由だと思いますが、実はこの他にも知られざる理由があります。

戦後の「休電日」の影響

昔話になってしまいますが、第二次世界大戦の影響で当時の日本は電力不足でした。

そこで政策として週に一度「休電日」という電力の供給をストップさせる日を設けました。

当時の美容室は「電髪」と呼ばれる電気を使うパーマを扱っており、美容室や理容室では仕事をする上で電気は必要不可欠でした。

なので仕方なく「休電日を定休日にする」流れになったそうです。

その休電日が関西が月曜日関東が火曜日であった事から、その流れが現在まで残っているとされています。

組合で統一するよう定められている

美容室・理容室にはそれぞれ「美容組合」「理容組合」という団体が存在していて、その中で休みを合わせようとする決まりがあります。

これも戦後の「休電日」を考慮しての定休日の流れに合わせてあるそうですが、休みだけでなく価格競争などを避けるため営業日や営業時間、価格なども地域で統一する規制です。

早い話が「抜けがけ禁止」ということですね。

組合員でないなら合わせる必要はないが、、、

上記の話を踏まえると、組合員でない理美容室ならば月曜や火曜に休みを合わせる必要はありません

それによりむしろ

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というお客様を取り込めるというメリットもあります。

でも、組合員ではない理美容室でも月曜(火曜)に休みを設定しているお店がほとんどだと思います。

なぜか。

それはやはり周りに合わせていた方が良いメリットがあるからです。

定着しているイメージ

なんだかんだ言ってやはり地域によって「月曜は休み」「火曜は休み」というイメージが根付いていると思います。

それを変えるのはお客様の混乱勘違いを招く恐れもあります。

セミナーなど理美容業界のイベント

理美容師さんが参加する理美容業界でのセミナー・講習・ヘアーショーなどのイベントは当然ながら定休日多数派の月曜(火曜)に開催される事が多いです。

勉強熱心な人が多い業界なので、休日も勉強する人が多いです。

なので、そういったイベント事に参加する上でも自身が働くお店も月曜(火曜)を定休日にしている方が都合が良いのです。

個人的には平日休みで嬉しい

業界に合わせた平日休みに慣れると、どこに行くにも人が少なかったり平日割引などのサービスもあったりで、自分の時間を過ごすにはすごく過ごしやすく嬉しいです笑

…以上が「美容室が月曜(火曜)定休である理由」です。

これを知ってるからといってお客様には何もプラスにはなりませんが、豆知識としてお納めくださいm(_ _)m笑

イッチー

ではでは!

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〈 約 4分41秒 で読めます 〉

A.最大の理由は戦争の影響下で定められた「休電日」にあります。

もともと土日休みの人が多かったため、サービス業である美容業界は、稼ぎ時である土日に営業して、翌日の月曜日を休みにするという店舗が多くありました。しかし決定的な理由は、第二次世界大戦前後の社会情勢にあるのです。

当時の人たちも今の私たちと同じように、美容室や理容室でパーマをかけることはおしゃれな楽しみの一つでした。しかし今と違うのは、当時のパーマは相当な電力を必要としていたことです。

床屋 月曜日 休み 理由

「電髪(でんぱつ)」や「電気パーマ」という言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、当時のパーマは電極のついたロッドを巻いて加熱する仕様だったため、大量の電力を消費しました。

そんな中での、戦時下における電力不足です。
「ぜいたくは敵だ!」という有名なスローガンが当時の時代背景を鮮明に表しているように、電力不足への対策として、週に一度の「休電日」が定められたのです。ちなみに当時は「パーマネントは止めませう」という官製標語もあったそうです。

いずれにしても全国的には「月曜日」を休電日と定められた地域が多かったことから、引き続き今も月曜休みの美容室や床屋が多いと考えられています。あるいは東京をはじめとする関東圏では「火曜日」が休電日のことも多かったようです。そのためでしょう、美容室や床屋は火曜休みが多いと感じている人は関東の人が多いようです。

以上のように、戦時下に定められた「休電日」のなごりが今の「定休日」として残っているわけです。

とはいえ、もし美容室や床屋にとって月曜定休日が都合悪ければ、戦時下でなかば強制的に定められた休電日のなごりが今も残っているわけありません。
戦後も定着しているわけですから、月曜を休みとすることで都合の良い理由がほかにもあるはずです。

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まず戦後、専門職であり安定的な収入が得られると考えられた美容室や床屋は、徐々に店舗数を増やしていきました。ところが、競合が増えれば値下げ合戦が始まるので、それはやがて品質の低下にもつながり、業界にとっても顧客にとってもマイナスでしかありません。

この流れを受けて、組合は営業日時や料金などを「適正化規定」として設け、競合同士の過当競争を避ける道を選んだのです。
地域によって所属する組合は異なるので、組合の設ける営業日時などの規定も異なりました。そのため、全国的には月曜休みが多くても、地域によっては火曜休みという差異が生まれたのです。

つまり、なぜ美容室や床屋に月曜休みが多いのかというと、戦時下での休電日のなごりという理由のほかに、組合による「適正化規定」の存在も大きいのです。
しかしながら、やがて規制緩和の波が押し寄せ、組合による規定も1998年には完全に廃止となります。営業日時や料金を各美容室や床屋が自由に設定できるようになったのです。もう月曜休みにする必要はなくなりました。

にも関わらず、今も月曜休みの美容室や床屋が多いのはなぜでしょう。
理由はまだまだ考えられますので、最後に二つほどピックアップしてご紹介します。

一つは、業界のおこなうセミナーや講習会が月曜(地域によっては火曜)に集中しているためです。
美容師・理容師がさらなるスキルアップを図るためには現場以外での学びも重要ですが、これまでの歴史のなごりもあって月曜に設定されるイベントが実に多いのです。参加するには従来どおり月曜休みが望ましいということです。

そしてもう一つは、わざわざ定休日を変える理由がないという理由です。長いあいだ月曜休みでうまくやってきたうえ、業界のイベントも月曜、さらに週明けで客足もあまり期待できない。
となると、従来どおり月曜休みでいったほうが無難ですし、顧客も混乱せずに済みます。

美容室や床屋の月曜休みには、歴史的ななごりと深い関係があるとともに、とても理にかなっているのです。

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