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2022年9月20日にWindows 11 Update(バージョン22H2)が公開され、2022年10月18日にはWindows 10 Update(バージョン22H2)が公開されました。 Windowsは2015年のWindows 10の公開以来、年2回のペースで大型アップデートが提供されていますが、その間の小さなアップデートも含め、アップデートが「進まない」というトラブルも報告されています。 そこでこの記事では、Windowsのアップデートが進まない原因と対処法を解説いたします。 Windowsのアップデートが進まない原因には次のようなものがあります。
アップデートが進まない原因には上記のようなものが考えられるものの、よくあるのは更新プログラムのダウンロードやインストールに時間がかかっているケースです。ただし実際には複数の問題が絡んでいることも多く、原因を特定するのは難しくなっています。 ですから、原因を特定するにはアップデートが進まない時の対処法を1つ1つ試していくしか方法はありません。 Windows Updateの更新履歴2022年11月14日時点で直近3カ月のWindows Update更新履歴は下記の通りになります。 Windows 11 バージョン 22H2の更新履歴 Windows 11 バージョン 21H2の更新履歴 Windows 10 バージョン 22H2の更新履歴 Windows 10 バージョン 21H2の更新履歴 「KB〇〇〇〇〇〇〇」のKBはKnowledge Baseの略で、KBの後の数字7桁でアップデート内容を識別するようになっています。 Windows Updateが進まない時の原因として、Windows Updateを実施する日及びそのときに適用される更新プログラムの内容によっても進まない原因が変わってきます。 Windows Updateが進まない時の対処法9つ上述のとおり、Windowsのアップデートが進まない原因にはさまざまなものがあります。しかし、原因を特定するのは難しいので、以下に紹介する対処法をしらみつぶしに試していきましょう。 じっくりと待つ、もしくはUpdateを止めて後日実行システムやプログラムに問題がなくても、アップデートの量が多かったり、パソコンのスペックが低かったりすると時間がかかります。正常に進んでいても時間がかかることがあるので、アップデートはパソコンを使わない夜間や休日がおすすめです。 また、更新プログラムそのものに問題があってアップデートが進まないこともあります。そのようなときは、修正プログラムが後日配信されるので、日をあけて再度アップデートを試みます。 1日ほど待ってみたり、アップデートを止めてから日をあけて再度アップデートを試みてもアップデートが完了しないときはパソコンの空き容量が足りないか、故障の可能性があります。 セキュリティソフトを一時的に停止させるWindowsのアップデートが進まない理由として、セキュリティソフトによりネットワークのアクセスが制限され、アップデートが進まない場合があります。 もしもご自身でセキュリティソフトを導入している場合はアップデートの際に、一時的に停止させてみましょう。 設定方法はセキュリティソフトによって違いますが、ソフト提供元の公式サイトを確認すれば設定方法を確認できます。 もしもこの方法でWindowsのアップデートが完了した場合は、セキュリティソフトの停止を必ず解除しておきましょう。でなければ、ウイルスに感染する可能性があります。 Updateが保留中なら手動で操作Windowsのアップデートが進まずに保留中になっているときは、次のことを試してみてください。
上述の対応をすると、アップデートが進むことがあります。 Windows Updateのコンポーネントのリセット問題がトラブルシューティングで解決しないときは、Windows Updateのコンポーネントをリセットすると解決することがあります。コンポーネントのリセットはスクリプト言語を調整するので初心者にはあまりおすすめできませんが、次の手順を参考にしてみましょう。
再度Windowsのアップデートを実行して、更新プログラムをインストールできるようになっていることを確認しましょう。 ただ、この方法はパソコン初心者には難しいので、自信がない方はなるべく他の対処法を試して、解決するか確認することをおすすめします。 ネットワーク環境をリフレッシュする無線アダプタやBluetooth、USBコントローラーのドライバーの更新が原因でアップデートが進まないことがあります。 そうしたことが疑われる場合は、ネットワーク環境を一度すべて未接続状態にして、LANの設定を次の方法でリフレッシュしてみてください。
これでネットワーク環境がリフレッシュされます。 リソースモニター上でプロセスが停止中なら再起動アプリケーションの稼働状況など、Windowsのパフォーマンスが気になるときはリソースモニターを開いてみるのがおすすめです。Windowsスタートメニューから、リソースモニターを開く方法は次のとおりです。
リソースモニターでは、CPU、ディスク、ネットワーク、メモリの情報をリアルタイムで確認できます。メモリやCPUの負荷状況を確認するだけなら、タスクマネージャーでも確認できますが、よく詳しく見られるのがリソースモニターと考えておけば問題ないでしょう。 画面上ではアップデートが進行中なのに、リソースモニターを確認するとアップデートが止まっている場合は再起動してみるのも一つの方法です。 セーフモードでUpdateをする何らかのエラーでアップデートが進まないときは、セーフモードでアップデートしてみましょう。セーフモードの起動方法は次のとおりです。
この方法でWindowsのアップデートが進み始めることも多いので、ぜひ試してみてください。 ハードディスクの空き容量を増やすインストール先のドライブ容量が不足していると、アップデートが保留になってしまうことも少なくありません。 その場合はインストール先のハードディスクドライブの空き容量を確認してみてください。Windows 10のハードディスクの空き容量を確認してから空き容量を増やすには次の方法があります。
空き容量を増やす際にクリーンアップを行うときは長い時間がかかるので時間のあるときに作業するのがおすすめです。 他にも不要なアプリケーションやデータを削除して空き容量を増やしてみましょう。 トラブルシューティングツールを使う何をやっても保留状態が解消できないときに有効なのは、Windows Updateのトラブルシューティングを利用する方法です。使用方法は次のとおりです。
これで問題が解決され、Windows Updateが進むようになる場合もあります。 Windows 8.1/10/11でUpdateが進まない時の対処法が異なるWindowsはOSのバージョンごとにアップデートの対処方法が異なります。 Windowsは発売後、合計10年のサポートを受けられますがWindows 7は2020年1月にサポートが終了し、Windows 8.1のサポートは2023年1月10日に終了します。 それぞれ更新の期間や方法がわかりづらく、パソコン初心者の方には難しい内容になります。 また、5年以上使っているような古いパソコンの場合、Windows 10/11の最新バージョンでは動作が遅くなることや使えないなどの問題もありますので、古くから使っているパソコンの場合は、買い替えを検討しましょう。 上述の対処法に関してはWindows 8.1/10/11でアップデートできないときに試せる方法なので実践してみましょう。 Windows Updateが進まない時にやってはいけないこと最後にWindowsのアップデートが進まないときにやってはいけないことを確認しておきます。 再起動中の強制終了アップデートがはじまると途中で停止する方法はありません。更新が進まないと不安になって強制終了させてしまいたくなるかもしれませんが、途中で強制終了するとWindows 10が壊れて起動しなくなる可能性があります。 いくら待っても終わらないときは、電源ボタンを長押しして強制終了する方法もありますが、パソコンに負担がかかってしまうため、強制シャットダウンは望ましくありません。 もしもいくら待っても更新が進まない場合は、パソコンの修理業者に相談して、プロの意見を聞き対処しましょう。詳しくはこちら。 アップデートしたときに自動的にパソコンが再起動するのが困る、という人もいるのではないでしょうか。そのような人におすすめしたいのは、パソコンのアクティブ時間と強制再起動の時間を変更する方法です。
アクティブ時間とはパソコンを使う時間のことです。強制再起動をしたくない時間を設定しましょう。
これで再起動のスケジュールが変更されます。 Windows Updateを止めて更新しないアップデートには時間がかかるので、ネガティブなイメージを持つ人は多いかもしれません。パソコンが使えなくなったり、これまで使えていたソフトやネットワークに支障が出るくらいならアップデートしない方がよいのでは?と考える人もいるでしょう。 しかし、アップデートをしない選択には多くのリスクがあります。セキュリティ対策が不十分なパソコンは、サイバー攻撃に対して無防備な状態です。 「まさか自分のパソコンが狙われるわけがない」と思うかもしれませんが、ウイルスへの感染やフィッシング詐欺などの被害に遭う可能性はできる限り減らしておきたいものです。 また、アップデートをしないとOSが不安定になったり、公式のサポートを受けられなくなったりすることもあります。ですので、基本的にはアップデートしないという選択肢はないと考えておきましょう。 Windows Updateができない時はドクター・ホームネットにお任せくださいアップデート中にパソコンが操作できない状態が続くとイライラしたり、不安になったりしてしまいますが、単に処理に時間がかかっているだけかもしれないので、辛抱強く待ちましょう。待っても一向にアップデートが進まないようなら、この記事で紹介した対処法を試してみてください。 ただ、パソコン修理に詳しい方でない場合だと同じように修理を試みてもなかなか上手くいかず、逆に不具合が追加で発生することもあります。 より安全に修理を希望される場合は、Windows
Updateができない不具合を修理してきた実績があるドクター・ホームネットにご相談ください。日本全国対応で出張・持込・宅配からパソコン修理をご依頼いただけます。 ドクター・ホームネットのパソコン修理概要
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