棒形振動機による締固めの加振時間は、コンクリートの表面にセメントペーストが浮き上がるまでとした。

問題

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コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

   1 .

コンクリートの打込みにおいて、同一区画の打込み継続中における打重ね時間の間隔は、外気温が20℃であったので、120分以内とした。

   2 .

床スラブの打込み後、24時間が経過したので、振動や衝撃などを与えないように、床スラブ上において墨出しを行った。

   3 .

梁及びスラブにおける鉛直打継ぎの位置を、そのスパンの端部とした。

   4 .

棒形振動機による締固めの加振は、コンクリートの上面にセメントペーストが浮くまでとした。

   5 .

コンクリートの打込み当初及び打込み中に随時、ワーカビリティーが安定していることを目視により確認した。

( 二級建築士試験 令和3年(2021年) 学科4(建築施工) 問86 )

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この過去問の解説 (1件)

1:正。

コンクリートの打ち込みにおいて、打ち込み継続中における打重ね時間の間隔には限度があります。気温が25℃未満の場合は150分が限度、25℃以上の場合は120分が限度となります。

問いでは20℃なので、150分が限度となります。よって120分以内は正解です。

  • 2:正。

床スラブの打込み後24時間が経過したら、振動や衝撃を与えないよう床スラブ上において墨出しを行います。

3:誤。

梁及びスラブにおける打継ぎの位置は、中央または1/4の付近とします。

4:正。

棒形振動機による締固めの加振時間は、

打込んだコンクリートがほぼ平らとなり、コンクリート表面にセメントペーストが浮くまでとします。

  • 5:正。

コンクリートの打込み当初および打込み中には随時、ワーカビリティーが安定していることを目視で確認します。

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( コンクリート工事)
R03 【問題№ 26】 1級建築施工管理 1次試験問題
コンクリートの運搬、打込み及び締固めに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1) 外気温が25 ℃を超えていたため、練混ぜ開始から打込み終了までの時間を90 分以内とした。

(2) コンクリートの圧送開始前に圧送するモルタルは、型枠内に打ち込まないが、富調合のものとした。

(3) コンクリート内部振動機(棒形振動機) による締固めにおいて、加振時間を1 箇所当たり60 秒程度とした。

(4) 同一区画のコンクリート打込み時における打重ねは、先に打込まれたコンクリートの再振動可能時間以内に行っ
た。


× (3) ( R0129-3 類似問題)
コンクリート内部振動機(棒形振動機) による締固めにおいて、加振時間を1 箇所当たり5 秒から15 秒程度とする。(打込まれたコンクリートがほぼ水平になり、コンクリート表面にセメントペーストが浮き上がる程度。)



R01 【問題№ 29】
コンクリートの運搬及び打込みに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1) 暑中コンクリートの荷卸し時のコンクリート温度は、40 ℃以下とした。

(2) コンクリートの圧送負荷の算定に用いるベント管の水平換算長さは、ベント管の実長の3 倍とした。

(3) コンクリート内部振動機(棒形振動機) による締固めにおいて、加振時間を1 箇所当たり10 秒程度とした。

(4) 外気温が25 ℃を超えていたため、練混ぜ開始から打込み終了までの時間を90 分以内とした。


× (1)
暑中コンクリートの荷卸し時のコンクリート温度は、35 ℃以下とする。




2級建築士試験

コンクリート棒形振動機ー建築士試験対策

投稿日:2019年3月29日 更新日:2021年9月30日

コンクリート棒形振動機

「コンクリート棒形振動機」とは、コールドジョイントを防止するために締固める施工道具である。

コンクリートの締固めにおいては、コンクリート棒形振動機を用いて、打込み各層ごとに、その下層に振動機の先端が入るようにして加振する。

また引抜きは、打ち込んだコンクリートに穴が残らないように、加振しながら徐々に行う。

コンクリート棒形振動機の挿入間隔を60cm以下とし、加振はコンクリートの表面にセメントペーストが浮くまでとする。

また、加振時間は一箇所あたり5秒から15秒程度を標準としている。長時間の加振は材料の分離の原因になるので、注意が必要である。

出題:平成20年度No.09、平成21年度No.09、平成22年度No.09、平成23年度No.10、平成24年度No.10

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