こんばんは、サーバーエンジニアならWindowsサーバーの電源を落としたり再起動したりする機会があるかと思います。例えばメンテナンス、停電作業、不具合時、設定反映の時にサーバーのシャットダウンや再起動があるかと思います。
その時にサーバーシャットダウン時間をメモするのを忘れた!どのサーバーを何時、再起動したかを忘れたという事が1度くらいはあるかもしれません。
そんな時は下記の作業によって時間が正確にわかる方法があります。
Windowsのシャットダウンや起動はイベントログとしてログに記録されます。その確認方法が下記になります。
①スタート > コントロールパネル > 管理ツール > イベントビューアー
管理ツール イベントビューアー②クリックすると下記の画面が開きます。左ペインのWindowsログ > システム を開く
Windowsログ システム画面③システム画面の下記の赤枠に数値が並んでいるイベントIDを確認する。
イベントIDの確認④この数値を見てWindowsの起動やシャットダウンのログが解るので下記のイベントIDを探しましょう。
- 6005 起動
- 6006 正常シャットダウン
- 6008 正常ではないシャットダウン
- 6009 起動時にブート情報を記録
- 1 スリープ状態になったとき
- 42 スリープ状態から復帰
- 12 OS起動時
- 13 起動(ログオン)
- 7001 起動 (ログオン) ※1
- 7002 シャットダウン (ログオフ) ※1
※1Windows10の「高速スタートアップ」機能が働いている場合は、スリープ扱いとなる為6005と6006は記録されない。7001と7002を確認する。
⑤イベントID を選択すると「日付と時刻」などの情報がウインドウに表示される。
(例:イベントID 7036 の行を選択した場合)
イベントビューアーフィルターのかけ方
シャットダウンから時間が経過している場合、大量にイベントIDが出力されているので対象のイベントIDを探すのにも一苦労するかと思います。そんな時はフィルターをかけ検索を楽にしましょう。
①画面の右ペインから「現在のログをフィルター」を選択します。
②下記、赤枠に対象のイベントIDを入力しOKします。(イベントIDはカンマで区切ります)
イベントIDの入力③フィルターされた状態で対象のイベントIDのみ抽出されます。
フィルター抽出されて表示これでたくさんのログの中からWindowsの起動・シャットダウン時間が探せ出せます。後から時間を調べるのにも便利なので使ってみてください。それではー!
良ければ過去記事も見てみてください↓ドメイン内の端末を遠隔でシャットダウンをする方法です。
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2022.09.11
概要
母体サーバーの再起動を実施したところ「サービスをシャットダウンしています:hyper-v virtual machine management」と表示されたままシャッドダウンされない,再起動が進まない
何らかの理由で vmms.exe が関係するサービスが終了できないため再起動が進まない。
対処方法
リモートアクセスできる端末から (PSToolsを使用しますが)
PSEXEC \\server -u Administrator -p password cmd
サーバーに接続できたら
tasklist | more
で一覧を確認。vmms.exe があるかと。セッション名が Service
TASKKILL /im vmms.exe /F
これで強制終了。
プロパティ
Windows Server 2019
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Ryzen 7 1700のCPUを積んだPCでHyper-Vを有効にすると、シャットダウンがたまに遅れて、再起動したらイベントログにBugCheck 0x00000133とか残っていてブルースクリーンで落ちているという不具合が起きていた。電源を切りたいのに時間がかかるし、次回の起動も再起動扱いなので遅くなる。ダメもとでBIOSを最新に更新したら不具合がなくなった。
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