PDFからテーブルを抽出する アクションは、対象のPDFファイルから表形式のデータをデータテーブル形式で取得するアクションです。 PDFにテキストがデータとして保存されている必要があるため、ExcelやWordをPDFファイルとして出力した場合は使用できますが、紙の書類等をスキャンしてPDFファイル化した場合は使用できない点に注意しましょう。 もし、紙の書類等をスキャンしたPDFファイルのデータを取得したい場合は、「OCRを使ってテキストを抽出」アクションを使用して読み取るか、有償のOCRサービスを使用しましょう。 アクションの使い方追加方法アクションの「PDF」グループより、「PDF からテーブルを抽出する」アクションを選択し、ドラッグアンドドロップ もしくは ダブルクリックすることでフローに追加できます。 パラメータアクションを追加した際に、パラメータを設定します。 PDF ファイルテキストを取得したいPDFファイルのパスを設定します。 抽出するページテキストを取得する対象のページを設定します。
対象とするPDFファイルの全ページからテキストデータを抽出します。
指定した1ページからテキストデータを抽出します。
指定した複数のページからテキストデータを抽出します。 詳細パスワードPDFファイルにパスワードが設定されている場合は、本項目で対象とするPDFファイルのパスワードを設定することで処理を行うことができます。 パスワードはダイレクトパスワードと変数から選択できます。 ページの余白を超えるテーブルをマージするオンとしている場合、PDF内の表の途中にページ区切りがあっても結合して出力します。 最初の行に列名を含めるオンとしている場合、最初の1行目を列名として取得します。 列名をオン、オフとした場合の取得結果は以下。 生成された変数アクション実行時に設定した名前の変数が生成されます。 デフォルトの名前%ExtractedPDFTables% 取得結果イメージデータ型DataTable型 変数の用途対象とするPDFファイルの指定の範囲から表形式のデータを取得し格納されます。 発生する可能性があるエラーファイルが存在しませんPDFファイルに指定したファイルが存在しない場合に発生するエラーです。 無効なパスワードPDFファイルのパスワードが解除できない場合に発生するエラーです。 引数は整数値である必要がありますページ番号に設定した値が整数値でない場合に発生するエラーです。 Power Automate for desktop アクション一覧Power Automate for desktopのアクション一覧と使い方を以下でまとめています。
Power Automate for desktop アクション一覧・使用方法Power Automate for desktopのアクションをグループごとにまとめています。 目次から目的のアクショングループを選択して参照ください。 各アクションの使用方法については、アクション ... 続きを見る |