2020/7/17 2021/4/6 Androidの使い方, Windowsの使い方
ネットワーク
Windows10をスマホ経由でインターネットに接続する方法として、テザリングがあります。
テザリングにはいくつかの方法がありますが、ここではWindows10とAndroidスマホを接続して、Bluetoothテザリングでインターネットに接続する方法を紹介します。
Bluetoothテザリングは通信速度は遅いですが、バッテリー消費がWi-Fiテザリングに比べて少なく、スマホのWi-Fiを利用しながらテザリングしたいときに便利です。(Wi-Fiテザリングでは、スマホのWi-Fi接続はオフになります。)
Windows10をAndroidのテザリングでインターネット接続する3つの方法
スマートフォンの多くには、自身を中継してパソコンなどをインターネット接続できるようにする「テザリング」機能が搭載されており、テザリングには3種類の方法があります。
目次
- 動作環境
- Bluetoothペア設定
- Bluetoothテザリングの有効化
- Bluetoothテザリングの終了
- あとがき
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、操作方法や動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
Windows10Pro x64 | 2004 |
Bluetoothペア設定
Bluetoothテザリングの手順としては、まずWindows10マシンとスマホをBluetoothで接続(ペア設定)し、つぎにテザリングを有効にします。
まず、Windows10マシンで「設定」アプリから「デバイス」>「Bluetoothとその他のデバイス」画面を開き、Bluetoothをオンに設定します。
次に、Androidスマホの「設定」から「接続済みの端末」をタップします。
「Bluetooth」をタップし、次画面でBluetoothをオンにして「新しいデバイスとペア設定する」をタップします。
「使用可能なデバイス」からWindows10マシン(Windows10マシンのコンピューター名が表示されます)をタップします。
すると、Windows10マシンに通知が表示されるので、通知をタップして「デバイスのペアリング」画面で、Androidスマホに表示されているコードと一致していることを確認してから「はい」をクリックします。
Androidスマホ側でも、コードを確認してから「ペア設定する」をタップします。
正常にペア設定が完了すると、Androidスマホ側の「ペア設定したデバイス」欄にWindows10マシンが表示されます。
以上で、Bluetoothペアリングは完了です。
Bluetoothテザリングの有効化
Bluetoothのペア設定が完了したら、次にBluetoothテザリング機能を有効化します。
Androidスマホで「設定」から「ネットワークとインターネット」をタップします。
「ネットワークとインターネット」画面で「アクセスポイントとテザリング」をタップします。(機種によっては名称が異なる場合があります。)
「アクセスポイントとテザリング」画面で「Bluetoothテザリング」のスライダーをタップしてオンに設定します。
次に、Windows10マシンで、タスクトレイに表示されているBluetoothアイコンを右クリックし、メニューから「パーソナルエリアネットワークへ参加」をクリックします。
「デバイスとプリンター」画面が開くので、スマホのアイコンを右クリックして、メニューから「接続方法」>「アクセスポイント」を順にクリックします。
「接続に成功しました。」と表示されればOKです。
Bluetoothテザリングで正常にインターネット接続できていれば、タスクトレイのインターネット接続アイコンが、有線インターネット接続時と同じアイコンになっているはずです。
Bluetoothテザリングの終了
Bluetoothテザリングを終了するときは、Windows10マシンで、タスクトレイに表示されているBluetoothアイコンを右クリックし、メニューから「パーソナルエリアネットワークへ参加」をクリックします。
「デバイスとプリンター」画面が開くので、スマホのアイコンを右クリックして、メニューから「デバイスネットワークからの切断」をクリックします。
以上で、Bluetoothテザリングを終了できます。
Androidスマホ側の「Bluetoothテザリング」設定はオンのままでも良いですが、気になるなら「アクセスポイントとテザリング」画面で「Bluetoothテザリング」をオフにしておきましょう。
あとがき
Bluetoothテザリングは、通信速度は数Mbpsほどしか出ませんが、バッテリー消費が少ないので、テザリングで長時間インターネット接続するときは良いかもしれません。