Cd desktop 指定されたパスが見つかりません

Tableau Desktop または Tableau Prep Builder をインストールする際、インストールが毎回予定どおりに進むとは限りません。この記事では、発生する可能性のある問題のトラブルシューティングの方法と、問題の解決方法の提案について説明します。

サポート ナレッジ ベースを検索する

質問に対する回答をすばやく見つけるには、Tableau ナレッジ ベースを検索します。ナレッジ ベースには、問題の解決に使用できるトラブルシューティングのテクニック、解決された既知の問題の説明、よくある質問に対する回答が記載されています。

  1. トラブルシューティングの記事を検索するには、ナレッジ ベースにアクセスしてください。
  2. 説明を入力します。
  3. [サポート] ページで、[ソース] タブから [ナレッジ ベース] を選択します。
  4. Cd desktop 指定されたパスが見つかりません

インストールを修復する (Windows のみ)

インストールの修復は、既存のインストールに新しいビルドの同じバージョンをインストールするプロセスです。インストールを修復すると、変更されたファイルが上書きされ、欠落したファイルが再インストールされるため、ソフトウェアが動作可能な状態に維持されます。

インストールの修復を実行するには:

  1. [コントロール パネル] > [プログラム] > [プログラムと機能] に移動します。
  2. リストから Tableau プログラムを選択します。
  3. [アンインストール/変更] を右クリックします。
  4. 表示される [セットアップの変更] ウィンドウで、[修復] をクリックして、修復プロセスが完了するのを待ちます。

インストール ログの作成

Tableau サポートを受けているときに、インストールのログ ファイルを要求されることがあります。Tableau Desktop または Tableau Prep Builder はインストール プロセスのログを保存できます。ログの作成は、Windows と Mac の両方の Tableau インストーラーで、既定でオンになっています。既定ではログ ファイルは、Windows の場合、ユーザーの一時フォルダー (%temp% 環境変数で指定された場所)、Mac の場合は /private/var/log に保存されます。何か問題が発生した場合にトラブルシューティングに役立つよう、インストール プロセスのログ ファイルを保存することは良い考えです。その場合、ログ ファイルを確認して Error または Fail を含むエントリを検索し、問題の特定に役立てます。

注: DEBUG レベルでログを記録する場合、Tableau の起動時に完全な環境情報が収集されます。これは、環境変数に機密情報がある場合、その機密情報がログに含まれる可能性があることを意味します。デフォルトの INFO レベルでログを記録する場合は、安全な環境情報のみが収集されます。

ログ ファイルの場所や名前を変更する場合や、ログの作成が有効になっているかどうかわからない場合は、次の手順を完了します。ログの作成は、インストールを開始する前にオンにする必要があります。

  1. インストーラー (.exe ファイル) をダウンロードします。

  2. 管理者としてコマンド ウィンドウを開きます。

  3. インストーラー ファイルをダウンロードしたディレクトリに移動します。

  4. 次のコマンドを実行します。

    <installer> /log "<log_file_path_and_name>"

    installer を Tableau インストーラー ファイルの名前に、log_file_path_and_name を、インストール ログ ファイルの保存先となるファイルのパスと名前に置き換えます。

    例:

    tableauDesktop-64bit-2021-3-1.exe /log "C:\Users\henryw\Desktop\install.txt"

Tableau ライセンス発行サービスがプロダクト キーを読み取れない、またはプロダクト キーにアクセスできない場合、次のいずれかのエラーが表示される場合があります。

  • 'TableauDesktop' のライセンスが見つかりません

  • ライセンスを追加できません

  • 関数 flxActCommonLicSpcPopulateFromTS がエラー 50030、71521、0 を返しました

エラーのトラブルシューティングを行って解決するには、このセクションの手順を表示されている順番で試してください。

1. システムの日付と時刻を確認する

コンピューター上の日付と時刻が現在の日付に設定されていることを確認します。コンピューター上の時計が現在の日付より前の日付に設定されているため、Tableau をライセンス認証できません。

2.FlexNet ライセンス発行サービスがインストールされていることを検証する

Tableau Desktop をインストールすると、FlexNet ライセンス発行サービスは自動的にインストールされます。Tableau はこのサービスを実行する必要があります。Mac に Tableau Desktop をインストールする場合、インストーラーに FlexNet をインストールするパーミッション付与するため、パスワードを入力するよう要求される場合があります。Windows の場合、FlexNet をインストールするパーミッションはユーザー アカウント設定で暗黙に示されます。

お使いのコンピューターにライセンス発行サービスが適切にインストールされていることを確認するため、次の手順を完了します。

Windows

  1. 次のフォルダーに移動します。

    C:\Program Files\Common Files\Macrovision Shared\FlexNet Publisher

  2. FNPLicensingService アプリケーションがフォルダー内にあることを検証します。

    FlexNet ライセンス発行サービスがインストールされていない場合、Tableau Desktop を再インストールするか、ユーザー アカウント パーミッション設定を確認してください。

Mac

  1. Terminal アプリケーションを起動します。

  2. 次のコマンドを入力し、FlexNet ディレクトリのコンテンツをリストします。

    ls '/Library/Application Support/FLEXnet Publisher/Service/11.16.2/FNPLicensingService'

    コマンドが何も返さない、または「No such file or directory」というメッセージが返された場合、ライセンス発行サービスはインストールされていません。FlexNet ライセンス発行サービスを手動でインストールする方法の詳細については、「エラー:"FlexNet ライセンス発行サービスがシステム上に存在しません」が Mac で有効化される」(新しいウィンドウでリンクが開く)(Tableau ナレッジ ベース) を参照してください。

3.FlexNet ライセンス発行サービスが実行中であることを検証する

FlexNet ライセンス発行サービスがインストールされていることを検証したら、ライセンス発行サービスが実行中であることを検証してください。実行中でない場合、手動でのサービスの起動が必要となる場合があります。サービスを開始するには、オペレーティング システムに基づいて以下の手順を完了してから、Tableau Desktop を再起動します。

Windows

  1. Windows スタート メニューから、services.msc を開きます。

  2. [サービス] ダイアログ ボックスで、FlexNet ライセンス発行サービスのステータスが [開始済み] になっていることを確認しkます。

    [スタート] オプションが灰色に表示されている場合は、リストで FlexNet ライセンス発行サービスを右クリックし、[プロパティ] を選択します。[全般] タブの [スタート] を選択してから [OK] をクリックし、ダイアログ ボックスを閉じます。

Mac

  1. Terminal アプリケーションを起動します。

  2. FlexNet ディレクトリへの移動:

    '/Applications/Tableau Desktop <Tableau version.app>/Contents/Frameworks/FlexNet/'custactutil -view

    例: '/Applications/Tableau Desktop 2021.3.app/Contents/Frameworks/FlexNet/'custactutil -view

  3. FlexNet ライセンス発行サービスが実行中であることを検証します。Trust Flags = FULLY TRUSTED および Status = ENABLED が表示されます。

    Cd desktop 指定されたパスが見つかりません

  4. その後、次のコマンドを使用して、デスクトップ上のファイルに出力を保存します。

    /Applications/Tableau\ Desktop\ <Tableau version.app>/Contents/Frameworks/FlexNet/custactutil -view > /users/$(whoami)/Desktop/licresults.txt

4.信頼されているストレージの修復

FlexNet ライセンス発行サービスがインストールされ、実行中で、エラーが表示されていない場合、Tableau プロダクト キー情報に問題がある可能性があります。この問題を解決するため、次の手順を完了して、信頼されているストレージに格納および保存されているキー情報を修復します。

注:これらの手順を実行するには、bin フォルダーにあるカスタマー アクティベーション ユーティリティにアクセスする必要があります。

Windows

  1. コマンド ウィンドウを開き、カスタマー アクティベーション ユーティリティが入っているディレクトリへ移動します。例:

    cd "C:\Program Files\Tableau\Tableau <version>\bin"

    ここで<version> はインストールしている Tableau 製品のバージョンです。

  2. 次のコマンドを入力します。

    custactutil –localrepair

  3. Tableau を起動します。

    修復が成功しなかった場合は、次のコマンドを入力して LicResults.txt ファイルを作成します。

    custactutil -view >LicResults.txt

    テクニカル サポート(新しいウィンドウでリンクが開く)に連絡し、作成した LicResults.txt ファイルを含めます。

Mac

  1. Terminal アプリケーションを起動します。

  2. FlexNet ディレクトリへの移動:

    cd /Applications/Tableau Desktop <version>.app>/Contents/Frameworks/Flexnet

  3. 次のコマンドを入力します。

    ./custactutil -localrepair

  4. Tableau を起動します。

  5. 修復が成功しなかった場合は、次のコマンドを入力して LicResults.txt ファイルを作成します。

    ./custactutil -view > /users/<username>/licresults.txt

    テクニカル サポート(新しいウィンドウでリンクが開く)に連絡し、作成した LicResults.txt ファイルを含めます。

アクティベーション終了コードを使用したアクティベーション エラーのトラブルシューティング

Tableau を起動して -activate オプションを含める際、ERRORLEVEL 環境を終了コードに設定すると、ライセンス認証プロセスはステータス情報を返します。ライセンス認証が成功した場合、Tableau アプリケーション終了コードは 0 (ゼロ) です。以下の表は、ライセンス認証プロセスの出口コードとその意味を一覧したものです。

ライセンス認証に失敗した場合、Tableau ログ ファイルでエラー情報を確認することもできます。ログ ファイルは現在のユーザーの Documents フォルダーにある My Tableau Repository フォルダーの Logs フォルダー内にあります。例:

/Users/<user>/Documents/My Tableau Repository/Logs

次のサンプル スクリプトは、Tableau Desktop for Windows のライセンス認証方法や、無効なプロダクト キー (536871018) と一般的なライセンスの問題 (536871012) などの特定のエラーのチェック方法を示しています。

@echo off
start/wait tableau.exe -activate  <product_key>
if %errorlevel% EQU 536871018 (ECHO TABLEAU_ERROR_LICENSING_INVALID_KEY)
if %errorlevel% EQU 536871012 (ECHO TABLEAU_ERROR_LICENCING_GENERAL)
if %errorlevel% EQU 0 (ECHO SUCCESS)
終了コードメッセージ
536871012 TABLEAU_ERROR_LICENSING_GENERAL ライセンス発行操作中に不明なエラーが発生しました。
536871013 TABLEAU_ERROR_LICENSING_INTERNAL 製品は、内部ライセンス発行エラーにより起動できません。
536871014 TABLEAU_ERROR_LICENSING_SETUP 製品は、内部ライセンス発行エラーにより起動できません。
536871015 TABLEAU_ERROR_LICENSING_CONNECT Tableau ライセンス サーバーへの通信中にエラーが発生しました。
536871017 TABLEAU_ERROR_LICENSING_ACTIVATION_ASR ASR のライセンス認証中にエラーが発生しました。
536871016 TABLEAU_ERROR_LICENSING_ACTIVATION_GENERAL ライセンス認証に失敗しました。再試行してください。
536871018 TABLEAU_ERROR_LICENSING_ACTIVATION_INVALID_KEY プロダクト キーが無効です。
536871019 TABLEAU_ERROR_LICENSING_ACTIVATION_OFFLINE オフラインのライセンス認証を完了できません。
536871020 TABLEAU_ERROR_LICENSING_ACTIVATION_INVALID_MODEL ライセンス サーバーからエラーが返されました。詳細については、Tableau ログ ファイルを確認してください。
536871033 TABLEAU_ERROR_LICENSING_ACTIVATION_MAX_EXTRA_ACTIVATIONS このライセンスの認証制限に到達したため、ライセンス認証できませんでした。
536871022 TABLEAU_ERROR_LICENSING_UNLICENSED_GENERAL ライセンス取り消し操作中に不明なエラーが発生しました。プロダクト キーを確認するか、サポートに連絡してください。
536871023 TABLEAU_ERROR_LICENSING_UNLICENSED_NONE_FOUND ライセンスが見つかりません。
536871024 TABLEAU_ERROR_LICENSING_UNLICENSED_EXPIRED 期限切れのプロダクト キーのみが見つかりました。
536871025 TABLEAU_ERROR_LICENSING_UNLICENSED_EXPIRED_TRIAL このバージョンの試用期間は終了しています。
536871026 TABLEAU_ERROR_LICENSING_UNLICENSED_EXPIRED_SUBSCRIPTION プロダクト キーが期限切れです。
536871027 TABLEAU_ERROR_LICENSING_UNLICENSED_EXPIRED_MAINTENANCE メンテナンス期限が切れています。
536871028 TABLEAU_ERROR_LICENSING_RESYNC_GENERAL プロダクト キーを同期化できませんでした。
536871029 TABLEAU_ERROR_LICENSING_REGISTRATION_GENERAL 製品登録中にエラーが発生しました。
536871030 TABLEAU_ERROR_LICENSING_SERVICE_INSTALL ライセンス発行操作中に不明なエラーが発生しました。
536871031 TABLEAU_ERROR_LICENSING_SERVICE_UNINSTALL ライセンス発行操作中に不明なエラーが発生しました。

インターネット エラーのトラブルシューティング

Tableau Desktop および Tableau Prep Builder では、マップ ビューや Web ページの読み込み、およびライセンス リクエストの要求を処理するため、特定のファイアウォールとプロキシ設定が必要です。次のいずれかのエラーが発生した場合、組織ネットワークの管理者はネットワーク Web プロキシやファイアウォール構成設定を変更する必要があります。

  • ライセンス発行プロセスはオフラインでのライセンス認証を要求します。

  • Tableau Desktop にマップ ビューが空白で表示される。

  • ダッシュボード内の Web ページが読み込みに失敗します。

  • オンライン マップを読み込むことができません。

Tableau Desktop のインターネット アクセスの構成方法については、「必要なアドレス、プロキシ、ポート」を参照してください。必要なアドレス、プロキシ、ポート

ライセンス サーバーへのアクセスのトラブルシューティング

Tableau ライセンス サービスは 2018 年 10 月 6 日に新しいデータ センターに移行されました。このため、licensing.tableau.com や licensing.tableausoftware.com へのアクセスに特別な構成 (静的 IP セーフ リストなど) を必要とする環境では、Tableau プロダクト キーのライセンス認証、更新、ライセンス認証の解除を行う前に更新しなければなりません。

これが問題かどうかを確認するには、以下を実行します。

  1. Web ブラウザーで以下のアドレスに移動します。

    • https://licensing.tableau.com

    • https://licensing.tableau.com

      「テスト成功」ページが表示されます。

  2. 成功ページが表示されない場合は、ライセンス サービスにアクセスするためにローカル環境の更新が必要な可能性があります。詳細については、Tableau コミュニティ(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

ライセンス レポートのトラブルシューティング (Tableau Desktop のみ)

Tableau Server および Tableau Desktop インスタンスが正常に構成されている場合、Tableau Desktop ライセンス使用状況の情報は、「デスクトップ ライセンスの使用率」(新しいウィンドウでリンクが開く)と「デスクトップ ライセンスの使用期限」(新しいウィンドウでリンクが開く)の 2 つの管理ビューで確認できます。これらのビューを表示できない場合は、ビューにデータがない場合は、ライセンス レポートに問題がある可能性があります。以下のセクションは、原因のトラブルシューティングに役立ちます。

Tableau Desktop レポートの構成方法の詳細については、Tableau Desktop ライセンスの使用状況の管理を参照してください。

管理ビューを使用できない

デスクトップ ライセンス管理ビューは Tableau Server 管理者のみが使用できます。[サーバー ステータス] ページ (サイト メニューから [すべてのサイトを管理] を選択) に「デスクトップ ライセンスの使用状況」および「デスクトップ ライセンスの使用期限」へのリンクが表示されない場合は、次を確認します。

  • Tableau Server 管理者としてサインインしています。

  • 管理者が Tableau Server 10.0 以降のバージョンを実行しており、ユーザーが Tableau Desktop バージョン以降を実行している。Tableau Desktop ライセンス レポートは Tableau Server および Tableau Desktop のバージョン 10.0 以降で使用できます。

  • ライセンス レポートは Tableau Server で有効化されています。(機能は既定で無効になっています。)詳細については、本ガイドのTableau Desktop ライセンスの使用状況の管理記事に記載されている、Tableau Server でのライセンス レポートの有効化手順を参照してください。

管理ビューに期待されている内容が含まれていない

期待したデータが表示されない場合、ここにリストされた理由のいずれかが考えられます。

Tableau Desktop の設定から 8 時間が経過していない

既定では、Tableau Desktop は 8 時間間隔でライセンス データをレポートします。Tableau Desktop のインスタンスをレポート用に構成してから 8 時間が経過していない場合、管理ビューに利用状況データが表示されない場合があります。Tableau Desktop は 8 時間ごとにレポートしますが、時間のカウントは、Tableau Desktop のインスタンスの適切な構成を開始したときから始まります。

8 時間が経過した時点で Tableau Desktop がまだ起動していない場合、レポートは Tableau Desktop の次回の起動時に送信されます。Tableau Desktop インスタンスが設定されてから 8 時間以上待機してから、デスクトップ ライセンス レポート ビューでこれらのライセンスを探します。

次のイベントは、適切に設定された Tableau Desktop インスタンスから Tableau Server へのレポートをただちに強制実行します。

  • Tableau Desktop バージョン 10.0 以降をライセンス認証します。

  • Tableau Desktop バージョン 10.0 以降のライセンス認証を解除します。

  • Tableau Desktop バージョン 10.0 以降のライセンスのメンテナンスを更新します。

ライセンス レポートが構成されてから Tableau Desktop が再起動されていない

ライセンス レポートが報告対象のサーバー アドレスを使用して構成したときに、Tableau Desktop が既に実行中であった場合は、Tableau Desktop を再起動する必要があります。

Tableau Desktop をライセンス レポート用に構成してから Tableau Desktop を開いていない

レポート用に構成して以来 Tableau Desktop を開いていない場合、管理ビューに使用量データが表示されない場合があります。ライセンス情報は Tableau Desktop の実行中にのみ報告されます。

Tableau Desktop がライセンス レポート用に正しく構成されていない

Tableau Desktop のインスタンスが報告先の Tableau Server のアドレスで正しく設定されていることを確認します。

Tableau Desktop コンピューターでログ ファイルを使用すると、インスタンスが適切に設定されているかどうか判断するのに役立ちます。ログ ファイル %Documents%\My Tableau Repository\Logs\log.txt を見つけます。「licUsageReport」を検索し、ライセンス レポート関連のエントリを見つけます。

ライセンス レポートのエラー メッセージ

次の表にリストされているログ メッセージは、ライセンス レポートの問題の特定に役立つ場合があります。

ログ メッセージ詳細および考えられる原因
licUsageReport: Response code from server: <server> is: 200 Tableau Desktop は正常にサーバーへの報告を行いました。
licUsageReport: Response code from server: <server> is: 0

Internet communication error: Couldn't connect to server (server_name).

Tableau Desktop は、間違ったプロトコル用に設定されています。たとえば、サーバーは HTTPS 用に構成され、Tableau Desktop は HTTP を使用して報告するように設定されます。

Tableau Desktop が存在していないサーバーに報告しています。

Tableau Desktop は、実行中でない Tableau Server のインスタンスに報告しています。

licUsageReport: License reporting server config does not exist レジストリ キーが設定されていない、またはレジストリ (Windows) または.plist ファイル (Mac) の間違った場所にあります。

Mac コンピューターでは、.plist ファイルが間違った場所に作成されたときにこのメッセージを記録できます。たとえば、.plist ファイルは \Library\Preferences ではなく ~\Library\Preferences 内に作成またはコピーされていました。

Mac コンピューターでは、.plist ファイルの作成時にこのメッセージを記録できますが、その後ファイルは新しいサーバー名や変更されたサーバー名で更新され、Mac コンピューターは再起動されません。

既定のレポート間隔を変更する

既定では、デスクトップ ライセンス レポート用に構成された場合、Tableau Desktop は 8 時間毎に、構成されたサーバーへライセンス レポート情報を送信します。Tableau Desktop コンピューターのレジストリまたは .plist ファイルを変更して、この間隔を変更できます。これは、トラブルシューティングに特に便利です。

Windows

Tableau Desktop が Windows コンピューターからサーバーへレポートを送信する頻度を変更するには、レジストリを編集して、ReportingServer キーに文字列値を追加します。

  • パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Tableau\ReportingServer

  • 名前:「scheduleReportInterval」という名前の文字列値を追加します。

  • データ:Tableau Desktop からサーバーへ送信されたレポートの時間の間隔 (秒単位)。既定ではこれが 8 時間になっており、エントリがない場合、既定が使用されます。必要に応じて、トラブルシューティング用などにこの値を増やします。ただし、間隔の頻度が増えると、生成されるネットワーク トラフィックも増えることを念頭に置いてください。

    たとえば、次の画像は、Tableau Desktop レポートを構成された Tableau Server へ 1 時間 (3600 秒) ごとに送信するよう構成されたレジストリを示しています。

    Cd desktop 指定されたパスが見つかりません

Mac

Tableau Desktop が Mac コンピューターからサーバーへレポートを送信する頻度を変更するには、/Library/Preferencescom.tableau.ReportingServer.plist ファイルを編集して、scheduleReportInterval キーを追加します。これを、Tableau Desktop から構成されている Tableau Server へレポートを送信する時間の間隔 (秒単位) に設定します。次の例は、.plisthttp://mytableau の 2 つのサーバーへ 1 時間 (3600 秒) ごとに情報を送信するよう構成された https://mytableau02:8010ファイルの内容を示しています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
  <plist version="1.0">
    <dict>
      <key>Server</key>
      <string>https://mytableau02:8010,http://mytableau</string> 
      <key>scheduleReportInterval</key>
      <string>3600</string>
    </dict>
</plist>

メモリ エラーの解決

コンピューターで Tableau のメモリが不足した場合、メモリ不足エラーが表示されます。次の要因は、Tableau Desktop または Tableau Prep Builder を使用する際にメモリに影響を与える可能性があります。

  • Tableau Desktop のバージョン。

    • 64 ビット版 Windows オペレーティング システムに 64 ビット版 Tableau Desktop をインストールする場合、Tableau は最大 8 TB のシステム メモリにアクセスできます。

  • 分析するデータのサイズとタイプ。たとえば、多くの列と何百万もの値の行を持つ大きなクロス集計、または多数のマークを持つビューは、すぐにメモリを使い切ることがあります。

  • コンピューター上で実行する他のアプリケーション。

  • コンピューターのオペレーティング システム。

考えられる解決方法

メモリ不足の問題を解決するには、お使いのオペレーティング システムや Tableau バージョンを 64 ビット コンピューターにアップグレードすることを検討してください。これにより、Tableau は大量のシステム メモリにアクセスできるようになります。

また、ワークブックのデータや、それをビューに表示する際のデータの集計方法を確認することもできます。データを表示するために多くのスクロールが必要な多数の値の行を表示する代わりに、サマリータイプ データを表示することを検討してください。ビュー内のデータにより大きい図が表示されている場合に、Tableau Desktop はより効果的で、より少ないメモリを使用し、代わりに特定の範囲へドリル ダウンして詳細を表示できます。

ワークブックのパフォーマンスを最適化する方法の詳細については、Tableau ヘルプの「ワークブックのパフォーマンスの最適化」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

Dell コンピューターでファイルを開くまたは保存するときのトラブルシューティング (Tableau Desktop のみ)

Tableau Desktop を Dell コンピューターにインストールし、そのコンピューターに古いバージョンの Dell Backup and Recovery (DBAR) アプリケーションがインストールされている場合、ワークブックを開いたり保存したりしようとしたときや、データ ソースにアクセスしようとしたときに、Tableau が予期せず終了する場合があります。これは、Dell Backup and Recovery ソフトウェアが、64 ビット バージョンの Tableau Desktop の開く操作や保存操作に干渉するためです。この問題の解決方法の詳細については、Tableau ナレッジ ベースの「Dell コンピューターでファイルを開くまたはファイルを保存したときのエラー "Tableau が動作を中止しました"」(新しいウィンドウでリンクが開く)の記事を参照してください。

メンテナンス更新のトラブルシューティング (Tableau Desktop のみ)

Tableau は現在サポートされているすべてのバージョンの Tableau Desktop に対して定期的にメンテナンス アップデートを提供します。次の表は、インストールされた特定のバージョンの Tableau Desktop でメンテナンス更新をインストールできない場合の理由をリストしています。

理由説明解決策
製品メンテナンスの期限が切れている可能性があります。 製品の更新や技術サポートなどに継続的にアクセスするため、サポートおよびメンテナンス サービスの購入を選択できますが、このサービスは更新する必要があります。 製品メンテナンスの更新方法の詳細については、Tableau Web サイトの「製品の契約更新に関する FAQ」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
プロダクト キーのメンテナンス日は最新ではありません。 メンテナンス サービスが最新であることがわかっている場合は、プロダクト キーのメンテナンス有効期限の更新が必要となる場合があります。 現在のメンテナンス期限が切れる日付のプロダクト キーを更新するには、Tableau Desktop を開いて [選択] > [プロダクト キーの管理] を選択します。

プロダクト キーを選択して、[更新] をクリックします。Tableau Desktop を閉じてから再起動します。

これによって、問題が解消されない場合や、メンテナンス日が正しくない場合は、Tableau サポートにお問い合わせください。

メンテナンス リリースから更新を求めるメッセージが表示されるまでに遅延が生じます。 メンテナンス リリースが最初に利用可能になってから、製品更新プロセスを通じてリリースが入手可能になるまでに数日遅延が生じます。これにより、ユーザーや管理者には、インストール前に自分たちの環境でリリースを評価およびテストする時間があります。 自動製品更新プロセスまで待たない場合は、Tableau カスタマー ポータル(新しいウィンドウでリンクが開く)にサインインし、最新のメンテナンス リリースをダウンロードできます。製品のダウンロード方法の詳細については、本ガイドのユーザー インターフェイスからのインストール(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
製品の更新はオフになります。 ユーザーまたは管理者として、自動製品更新をオフにすることができます。これにより、製品の更新をコンピューターに配信する時期を制御できます。このオプションをオフにすると、[製品の自動更新を有効にする] メニュー オプションが無効化されます。また、[製品の更新をチェック] メニュー オプションも無効化されます。 ユーザーの場合は、Tableau Desktop を開いて [ヘルプ] > [設定とパフォーマンス] に移動し、[製品の自動更新を有効にする] の横のチェック マークを外してから Tableau を再起動します。管理者が Tableau Desktop のインスタンスに対して製品の更新をオフにしている場合、このオプションは利用できません。

管理者の場合は、ユーザー向けに製品の更新のオン/オフを切り替えます。詳細については、本ガイドのTableau Desktop の製品の更新を制御するを参照してください。

Tableau Desktop がコンピューターで開いたままになっています。 Tableau Desktop は起動時にのみ更新を確認します。 終了し、Tableau Desktop を再起動します。Tableau Desktop は再起動時に、製品の更新を確認します。
Tableau Desktop が Tableau 製品更新サーバーに接続できません。 Tableau Desktop は製品の更新を確認するため、TableauAutoUpdate.xml ファイルにアクセスできる必要があります。 コンピューターが TableauAutoUpdate.xml ファイルにアクセスでき、Tableau 更新情報の代わりにエラー メッセージが含まれていないことを確認します。詳細については、本ガイドのTableau Desktop の製品の更新を制御するを参照してください。

指定されたパスが見つかりませんの対処法は?

「指定されたパスが見つかりません」エラーが出る時の対処法.
パスの再確認.
セキュリティソフトでウイルス感染をチェック.
システムファイルを修復する.
OSをアップデートする.

カレントディレクトリ どこ?

Windows系であればコマンドプロンプト(黒い画面)を開いて「cd」というコマンドを入力するとカレントディレクトリが表示されます。 パスで表現する場合は「. (ドット)」とか「./(ドットとスラッシュ)」がカレントディレクトリを表します。